2016/05/30
ベト病発生 最悪の日
本日もご訪問いただき、まことに有難うございます🎶天候不順の5月も終わろうとしています。
毎日害虫との戦いに終始してきましたが・・・
思いもかけないことで、最悪の事態を招いてしまいました(゚_゚i)ヤッチマッター
◆ べと病について
どうやら、キュウリがべと病に感染したようです。
最初の兆候はこんな感じでした。


最初に気が付いたのは5日ほど前です。
ただ、害虫の駆除のことで頭がいっぱいで、見過ごしてしまいました。
その結果がこれです。


病変が、葉全体に広がっています。
裏も大変な事に・・・


「べと病」でググってみると、被害症状について、こう書かれています。
『始めは葉に淡黄色をした境界のはっきりしない小さな斑点が出来ますが、症状が進むと拡大して淡褐色に変わり、葉脈と葉脈の間に囲まれた部分が角形で黄褐色のステンドグラス状の病斑となり、葉裏にはカビが生えます。症状は主に下葉から発生し、徐々に上の葉にひろがります。病斑は古くなると黄褐色~灰白色となり、近くの病斑同士がつながって、一枚の葉全体にひろがることもあります。このような病葉は晴天が続くと乾いてパリパリになりますが、雨が続いて湿度が高いとベトベトになります。』(住友化成園芸のホームページより)
さらに掲載されている画像と比較しても、まず「べと病」で間違いないと思われます。
4株全部やられています。
とりあえず、病変のある葉を全て摘み取って、竹酢液を噴霧しておきましたが・・・
収まらないようでしたら、対処策を考えなくてはいけませんね。
また、第1果は、少し小さいですが、早めに収穫してしまいました。

初収穫なのに、ちっともうれしくない結果となってしまいました。
さらに、困ったことに、他の野菜にも被害が及んでいます。


カボチャの葉です。
4株の内、2株で被害が確認できます。
さらにさらに・・・


ゴーヤの葉も一部やられています。
つまり、「ウリ科」は全て被害にあっていることになるんです。
他の野菜には、今のところ兆候は表れていません。
◆ 原因について
はっきりした原因は解りません。
家庭菜園を始めて2年目なので、経験値が少ないからです。
ただ、今年は何かがおかしいんです。
去年は、朝夕常に虫を探すようなことはしていませんでしたが、それにもかかわらず被害はずっと少なかったです。
病気に関しても、去年はほとんど被害にあっていません。
今年は、春先からサヤエンドウで、うどんこ病との戦いに終始していました。
去年がいわゆる「ビギナーズラック」だったとでも言うのでしょうか?
そこで、去年と今年の違いを比較してみようと思います。
『その1 高温多湿』
今年は、4月、5月と天候が不安定でした。
特に、5月は、気温が異常に高く、雨も多かったようです。
気温の高さは、虫の大量発生の要因になりうると思います。
また、べと病の最大の要因も「高温と多湿」にあります。
『その2 風通し』
もともとうちの菜園は、風通しの良く無い立地条件になっています。
庭の四方をぐるっと住宅の建物に取り囲まれています。
そのため、風の通り道が無いんです。
その風通しの悪い庭に、去年は初めてと言いうこともあり、トマト、ナス、キュウリ、ピーマンの4本の畝を作っただけでした。
当然、畝と畝の間隔も広く取ってありました。
今年は、2年目と言うこともあり、張り切って9本の畝で野菜の栽培をしています。
倍増以上ですね。
だから、畝と畝の間隔も狭くなってしまっています。
風通しはお世辞にも良いとは言えません。
『その3 油断と慢心』
去年は何も解らなかったので、いわばマニュアル通りの安全運転でした。
しかも、それでいて、自分でもびっくりするような多くの収穫を得ることが出来たんです。
ひょっとしたら、野菜作りを甘く見ていた可能性があるんです。
さらに、去年以上の結果を残そうと、自分なりに工夫を加えています。
例えば、「究極の土作り」なるものにチャレンジしてみたり。
例えば、ビニールマルチをやめて、有機マルチにしてみたり。
例えば、化成肥料をやめて、堆肥と発酵腐葉土に変えてみたり。
その他にも、コンパニオンプランツを植えたり、トマトの寝かせ植えにチャレンジしたりと、自分では良かれと思って色々なことを試みてきました。
創意工夫は大切ですが、すべてを甘く見たうえで、つまり、油断と慢心のあまり、基本をおろそかにしてこなかったかと、自問自答してみる必要がありそうですね。
気象条件はどうしようもありませんが、「風通し」については、改善の余地がありそうです。
ただ、今すぐ畝の数を減らす気にはなれませんよ。
この夏はこのままで、何とか乗り切らないといけませんね。
はっきり言って、テンションが⤵下がりっぱなしですが、気を取り直してがんばりますよ~!!