根こぶ線虫(その1)

本日もご訪問いただき、まことに有難うございます🎶

七夕キュウリが、根こぶ線虫の被害にあって、6本の収穫で撤収したことは、前々回の記事でご報告いたしました。

そこで今日は、「根こぶ線虫(その1)」と「まだまだ頑張るピーマン」についてのご報告。

今回は、画像が少なく、理屈ばかりで退屈なされるかもしれませんので、遠慮なくスルーしてくださって結構ですよ~


根こぶ線虫(その1)】

線虫は寒さに弱く、せいぜい10、11月で活動出来なくなる事もあり、また、線虫被害の出た畝には、遅蒔きトウモロコシを育てているだけなので・・・

トウモロコシ(1)1020 トウモロコシ(2)1020 トウモロコシの雌花(2)1020


トウモロコシなどのイネ科の植物には、根こぶ線虫は寄生できないらしいので、あまり深刻には考えていませんでした。

トウモロコシの成長が遅いのも、雌穂が出ているのに雄穂が出て来ないのも、あくまでも日照不足の問題だと思っていましたから。


ところが、良く調べてみたら、線虫って奴は、かなり厄介な問題だということが解りました。


根こぶ線虫を完全に駆除することはかなり難しいという事。
蔓延すると、畑全体が被害を受け、ほとんど収穫は望めなくなる事。』

いや~、恐ろしい生き物に住み着かれてしまったようですね。


ただ、調べていくと、『線虫(センチュウ)』と言うのは、非常に興味深い生物だということも解ります。

◎線虫(センチュウ)について

◆ 基礎知識

『線虫(線形動物)とは、線形動物門に属する動物の総称。
回虫等の寄生虫もこの仲間。

非常に小さい虫で成幼虫ともウナギのような形をしており、
体長は1mm弱で体色も透明に近いため肉眼での観察は不可能です。

線虫3


大半の種は、土壌や海中で、自活性の生活を営んでいるが、同時に多くの寄生性線虫の存在が知られる。
動物に寄生するのが動物寄生性線虫で、植物に寄生するのが植物寄生性線虫。』 by Wikipedia

この植物寄生性線虫こそが、野菜に被害をもたらす犯人と言うことになります。
その犯人は、主に根こぶ線虫根腐れ線虫シスト線虫の3種だそうです。
うちのキュウリに被害をもたらした奴が、根こぶ線虫と言う訳です。


◆ 興味深いのは・・・

1.その種類と数です。

「地上でもっとも繁栄している動物」と言われ、
「その種類は、1億種を超える」と称され、
土壌にすむ線虫に限っても、
「1立方メートル当たりの土壌に、100万個の個体が生息」しているらしいのです。

つまり、線虫は土の中に普通に、しかも大量に住んでいる生き物だと言うことなんです。

2.被害を出すメカニズム

土壌の中には、無害で有機物の分解者として働く「自活性線虫」と、植物の根に寄生して養分を吸収し、生育不良を起こして、作物に被害をもたらす「寄生性線虫」が、常に混在しているのです。

自活性線虫」と「寄生性線虫」のバランスが良い時には、作物に被害をもたらしません。
善玉の「自活性線虫」の数が多い時には、悪玉の「寄生性線虫」が増殖できず、悪さが出来ないようなんです。

そして、何らかの原因でこのバランスが崩れて、悪玉の「寄生性線虫」が大増殖すると、作物に被害が及ぶことになります。

3.閑話休題

「線虫」で思い出すことがあります。
去年の3月のこと・・・
『尿一滴でガン判定』と、癌の予防と治療にとって、画期的な発見が報道されました。

九州大学等の研究チームが、線虫の一種の「C・エレガンス」の「ガン細胞の匂いを好んで寄っていく性質」を利用して、「人間の尿の匂いをかがせて、その反応からガンの有無を判定できる」と言うことを突き止めたのです。

そのガンの発見率は、95.8%。
しかも検体は尿だから、血液を採取する時の痛さを味合わなくてもすむし、レントゲンやCTによる検査被爆の弊害もなくなるし、また、費用もわずか100円程度で済むということで、まさにいいことずくめ。
平成31年の実用化を目指しているとのことでした。

だから、線虫と言うだけで、目の敵にするわけにはいかないんですよね~


◎ 根こぶ線虫被害の原因

さて、家庭菜園を始めて2年目の今年、なぜ根こぶ線虫被害を起こしてしまったのか、その原因を突き止めなければなりません。

「土壌生物のバランスが狂った時に線虫の被害が出る」と仮定した場合、バランスを崩す主な要因は3つです。

1.農薬や化成肥料を使い続けた時。
農薬や化成肥料は、有害な生物だけでなく、有益な生物まで駆除してしまい、結果として土壌生物のバランスが崩れる。

2.同じ野菜を連作した時。
同じ野菜を育て続けると、土壌の栄養が偏って、結果として土壌生物のバランスを狂わす。

3.外部から持ち込んでしまった時。
ズバリ、根こぶ線虫を外部から持ち込んだことにより、土壌生物のバランスが崩れた。

根こぶ線虫の被害を出した畝は、「究極の土作り」で「自然栽培」を目指した畝です。
当然、農薬も化成肥料も一切使っていません。

また、この畝は、今年初めて作った畝で、連作障害は全く関係がありません。

となると、根こぶ線虫を、何らかの理由で外部から持ち込んだことが原因だと考えられます。

外部から持ち込む可能性のある要因は、2つ。

1.購入苗のポットの中の土に、根こぶ線虫が大量にいた。
夏野菜として、トマト(ホーム桃太郎)6株を購入して定植しています。
6株すべてが、第4果房以降結実せず、先細りして枯れ始め、早々と撤収しています。
その様子は、後作のキュウリの様子(明らかに根こぶ線虫被害)と瓜二つで、十分に怪しいですね。

2.自然栽培は無施肥が基本なので、栄養補給の手段として草マルチは必須なのですが、草マルチの材料をうちの庭だけでは自給自足できず、不足分は雑草の生い茂っていた近所からたびたび調達していました。

必ず透明なビニール袋に入れて、天日に晒して熱殺菌してから、草マルチに利用していましたが、十分ではなかった可能性はあります。

購入苗なのか、外部から持ち込んだ雑草なのか、どちらかが原因だと思いますが、特定はできません。

購入苗に関しては・・・
全ての野菜を種から育てることが理想かもしれませんが、苗を全く購入しないことは難しいですよね。

ですから、少なくとも、草マルチの材料として、雑草を外部から調達するのはやめようと思います。


実は、秋から冬にかけて雑草が不足することを見越して、緑肥植物を栽培し始めたところでした。

用意した緑肥植物は、この3種。

緑肥3種1014


左から、「えん麦(ネグサレタイジ)」「クローバー(クリムソン・クローバー)」「ライ麦(ライ太郎)」です。

この3種を混ぜて・・・

緑肥3種混合1014


畝の周りに、時期をずらせて順々に播種するつもりでした。

最初の蒔種は、10月14日。

6日後の20日の状態がこれ。

緑肥3種(1)1020


そして現在・・・

緑肥3種1025


このようにして、草マルチの材料は、自給自足して行きたいと考えています。


◎ 根こぶ線虫対策

次に、根こぶ線虫対策ですが・・・記事が長くなりました。
私にとっては切実な問題でも、読み手にとっては退屈だと思うのです。

そんな訳で、続きは次回に譲りたいと思います。

〖参考資料・サイト〗
Wikipedia
植物寄生性線虫の種類と広がる被害 (PDF)
Sunbiotic
がん治療!代替療法・最先端治療・免疫力向上ブログ


【まだまだ頑張るピーマン】

10月も終わろうとしているのに、ピーマンがまだまだ元気です。
今や、収穫できているのは、ピーマンだけになってしまいました。

・10月24日の収穫

収獲1024

・10月26日の収穫

収獲1026


根菜も、葉物野菜も収穫に至るのはまだ先のことです。
そんなこんなで、ピーマンに頑張ってもらっています。

こんな感じで、育ち盛りのピーマンがごろごろあるし・・・

ピーマンの実1026


なにより、葉が枯れてこないし、花も蕾もたくさん付いているんですよ。

ピーマンの花1026 ピーマンの蕾1016


この調子で、11月も、頑張ってもらいますかね~!



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コメント

NoTitle

コイズミヤクモンさん おはようございまーす♪

いや~~
よく調べましたね。
フムフムと読ませてもらいました。
土中にセンチュウは居るんですね。
そしてバランスが大事とな。
農薬・化成肥料の点は大丈夫だけど、連作はな~~
気持をつけてるつもりでも、連作になっちゃってる可能性は大きいです。
善玉センチュウだけを増やす方法ってないのかな?
バランスが大事だから、善玉センチュウばかり増えても問題ありなのかもですね。

Re: NoTitle

らうっちさんへ。

> コイズミヤクモンさん おはようございまーす♪

いつもコメント有難うございます🎶

> いや~~
> よく調べましたね。
> フムフムと読ませてもらいました。

初めはあまり深刻には考えていなかったのですが・・・
調べているうちに、切実な問題だと分かりました。

> 土中にセンチュウは居るんですね。
> そしてバランスが大事とな。
> 農薬・化成肥料の点は大丈夫だけど、連作はな~~
> 気持をつけてるつもりでも、連作になっちゃってる可能性は大きいです。
> 善玉センチュウだけを増やす方法ってないのかな?

マイエンザは土壌活性剤だから、
すぐに原液で大量に散布したのは、正解だったと思っています。

> バランスが大事だから、善玉センチュウばかり増えても問題ありなのかもですね。

結局、人間と同じで、バランスのとれた栄養補給が大切なのではないでしょうか。
らうっちさんの野菜作りは有機農法で、良質な有機肥料をたくさん施肥されているので、問題はないと思いますよ。

うちの場合は、自然栽培初年度と言うことで、もともと出来上がっていない土壌の上に、
いきなり無施肥農法を採用したものだから、栄養のバランスが悪かったのだろうと思います。
そこへ、どうやってかは解りませんが、悪玉が外部から入り込んだために、バランスがさらに崩れて増殖したのだろうと考えています。
よく言われることですが、「良い土は一日にしてならず」で、ここは辛抱だと思っています。

NoTitle

お早うございます。

勉強熱心で頭が下がります。
読まさせてもらって、たいへん勉強になります。

我が畑も、畝によって出来不出来があり、心配になりますね。

自然農1年目としては、まだ手探り状態ですので、あきらめないで
続けてみようと思っています。

いまだに採れているのは、オクラだけです。
パプリカの黄色い方は明日にでも3個は採れそうです。

Re: NoTitle

オクラの花さんへ。

> お早うございます。

いつもコメント有難うございます🎶

> 勉強熱心で頭が下がります。
> 読まさせてもらって、たいへん勉強になります。

初めはあまり深刻には考えていなかったんですよ。
調べているうちに心配になって、だんだん本気モードになりました。

> 我が畑も、畝によって出来不出来があり、心配になりますね。
>
> 自然農1年目としては、まだ手探り状態ですので、あきらめないで
> 続けてみようと思っています。

うちも、3本の畝で、自然栽培を始めたのですが、トマトの畝だけが発育不良になって、後作のキュウリもダメ。
おかしいと思って根っこを掘り出したら、根こぶ線虫にやられていたと言う訳です。
土壌環境をよくするための自然栽培の畝で、線虫被害が出たことはショックですが・・・
初年度はこんなもの、開き直って、しつこく続けるつもりですよ。

> いまだに採れているのは、オクラだけです。
> パプリカの黄色い方は明日にでも3個は採れそうです。

こちらも、採れるのはピーマンだけになりました。
葉物や根菜の収穫にはまだ間があるので、ちょっと寂しいですね。
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